Mac Book Air (2022) に TeX 環境をインストールする

  • このはてなブログに触るのは四年振りぐらいとなるが、まあこういう技術的なことは書こうではないか。
  • さて、Mac Book Air の 2022 年モデルを入手することが出来たので、LaTeX の環境を導入する。これまで Mac OS を全く使ってこなかったので色々と分からない点もあるが、使い方が Windows と統合されてきた感がある。人々がパーソナルコンピューターを長年使い続けてきた結果であろうか。それなりに違和感なく Mac Book 上でも操作できている。
  • さて、それではインストールする。Mac のことは全く知らないので、適当に Web 上で検索して出てきた仕方でインストールする。こういうものは深く考えてはいけない。今回は moromisenpy.com を参考にしてやっていく。この記事は M1 という CPU チップを持つ機体に関するものであり、私の機体のは M2 である。大体の内容が通用するであろう。
    • この記事の作者の方に感謝を捧げます。
  • で、Homebrew をインストールする。コマンドを Terminal にコピペして実行。なんか知らんが行頭に $ があると起動しないようである。このインストールの行程の確認に、original-game.com を参考にした。完了。
  • 次は、MacTex を入れる。指示通り、brew install mactex --cask と Terminal に入れて実行。完了。
  • 次に、tlmgr なるものを入れる。sudo tlmgr update --self --all と Terminal に入れて実行するが、記事が紹介しているエラーが出たので、 sudo /usr/local/texlive/2021/bin/universal-darwin/tlmgr path add とやるが、これもエラー。texlive のフォルダの階層が変わっているのですか? Mac のフォルダのシステムを知らぬからのう。ほほう。Location として自分のコンピューターのシステムフォルダーすら表示しないことになっているのですね。ははあ……Command + Shift + . で隠しフォルダが表示されると……。
    • 結局、sudo /usr/local/texlive/2021/bin/universal-darwin/tlmgr path add の 2021 を 2022 にした。ぶっちゃけ、この universal-darwin なるものの場所がわかったわけではないのだが、まあ年数の違いでしょ、ということで。
  • 次に、sudo tlmgr paper a4 と Terminal に入れてデフォルトの用紙サイズを A4 にする。完了。
  • で、LaTexiT. これも記事にあるエラーが出てきた。というわけで、わたしも where gs とやってパスを確認し、設定。記事と全く同じパスであるようであるな。
  • で、Atom というエディターをインストールするわけであるが、これまでわたしは Windows のマシンの上で xyzzy というエディター(及び KaTeX というモード)でやってきていたので、これからは YaTeX でやって行こうと思っているので、Atom は使わないかも知れないが、やってみることで発見することもあるであろうということで Atom をインストールしてみる。と思ったら、Atom の開発はもう終わっており、12 月の 16 日にアーカイブ化されていたのであった。……物凄いタイミングですね。じゃあしょうがない。
  • じゃあやっぱり emacsYaTex を入れることになるんですかねえ。Overleaf でいいような気もするんだけどさ。
  • では、まず emacs を入れる。今度は qiita.com を見ながら、emacsport というものを Homebrew で入れる。Homebrew は入っているので、emacs だけを入れれば良い。矢張り何も分からないが、寧ろ分かってはいけないものとして物事を進める。まずは brew tap railwaycat/emacsmacport と Terminal に入れる。完了。次に brew cask install emacs-mac と Terminal に入れる。が、"brew cask" は最早 brew コマンドではない、代わりに brew --cask とせよ、とか言われるので、ほんならということで brew install emacs-mac --cask とする。通った。完了。
    • 記事によると、/Applications/Emacs.app/Contents/Resources/lispソースコードが置かれるらしい。そうですか。ここにメモしておこう。
  • 今度は qiita.com という記事を見ながらやっていく。この記事では、YaTeX は記事執筆時点では Melpa Stable に無いということであるが、今見たらあった。ので、monologu.com を見ながらやっていく。Melpa Stable が何であるかもこちらに書いてあった。
  • 以下の記事を参考にしながら [備忘録]Emacs26.3インストール後の初期化ファイルinit.elの編集(随時更新) - Qiita、初期設定ファイルを作っていく。大体、Applications/Emacs.app/Contents なるものはどこにあるねん、Emacs.app を開こうとするとアプリが開くけど? みたいになったけど、二本指で開くサブコマンド表に Contents をみるっつーのがあった。へえ。で、.emacs.d はどこに作るねん、と、https://mitsudo.net/日本語対応版emacsのインストール/ を見て、ホームフォルダに作るのであると知る。そうですか。いや、どうやってフォルダを作るねん。お……おいおい。users/"USERNAME"/ に既に .emacs.d が存在しておるやん。じゃあここでいいか。ここに……いや、待て。emacs でファイルを作った方がいいのか。まあそれは分かる。つーか、Mac では ~/ は何を指すねん。何でもよろしいが。
  • qiita.com を見て初期設定ファイルを作る。
  • 次に、qiita.com を見ながら YaTeX に関する記述を初期設定ファイルに追加する。
  • という風に入れてみたが、やっぱり大変だな。こりゃ、結局使わずに、何にもファンシーなことをせずに TeXshop でいい気がしてきたな。もう、簡素に行こうや。
  • 結局さ……、Overleaf でいいんではあるんだよ。結局、tex ファイルをコンパイルできる環境をローカルに作るってのは念の為というか……さ。