金曜日。だがまだ空は暗く

★★5,43-

  • だがまだ空は暗く、そして私の愛機はまだ駅前にある。はず。
  • 何から語ったらよいか分からないし、また何を語って良く、何を語っていけないのかも分からぬ。とりあえず、この現状から語るのがよろしかろう。
  • 私は今ここにこうして座って文を書いているが、しかしその喉は痛痒を持ち、そして服は煙草臭い。何故? 何故ならばそれはカラオケから帰ってきたから。いつからカラオケを始めたのか、そして誰と? 本日の日付が替わった辺りから、そしてこいこいさん・日がさんさんと。何故? ……僕たちは学生会館の前の公園で酒を飲んでいた。
  • 振り返って考えるのは面倒なので、というか、どう考えても、どう語っても語るのは面倒なのでずばっと行くけれど、つまり、昨日という木曜日の26日、おれはめちゃくちゃな事件に巻きこまれていた。別に事件でもないのだけれど、出来事、というものに巻きこまれていた。巻きこまれていたというわけでもないのだけれど、おれは出来事に襲われていた。襲われていた、というか、要するに、完璧に、精神的に忙殺されていた。というか、忙殺された。*1
  • だから、昨日という木曜日なんぞにちゃんとした更新なんか出来るわけもなく、それが沈静化した、日付が替わる直前辺りに、形式的更新をしたのだった。そうして沈静化させた午後七時四十分以降、おれは簡単に言えば壊れ気味であったし、まあもうちょっとオブラートに包んで言えば野獣だった。ただし檻の中の。そうだ。簡単に言って壊れていたけれど、その壊れ具合はそんなんでもなかった。まだ、大丈夫って感じの。そうして、おれはこいこいさんに電話をし、公園に弁当を買って持っていった。僕は、まあ率直に言えばこいこいさんと日がさんさんのトークに交じっていくことは遺憾ながら出来なかったと、まあ言っていいのかも知れない*2。そうして日付が替わった頃から、カラオケをした。そうして今、ここに座っているのだ。
  • さて。ここ何日かおれは失意のどん底というか、別に失意というわけでもなかったのだけれどどうしようもない不調のマッタダナカ*3にいた。だが? だが*4、今回のカラオケ、そしてカラオケに至るその行程で、おれのわだかまっていたナニモノカ*5はカタルっていった*6。ところでカタルーニャって何だ、地方か、と思ったけれど、それは関係ない。語が似ていただけだ。それで、ともかくもおれはなんとか少しは真っ当な方向へと、歩みを進めていけそうな気がしてきたんだ。もちろんそれは気のせいかも知れないけれど、おれはそれが気のせいであることを欲しないし、また認めもしないだろう。
  • ところで今日は二限がある。あと四時間もしたら出だすだろう。学校に向かって。学校に向かって。学校に向かって。我々は行進する。でもそれはまあ僕だけだと思う。僕と行進するのは。
  • まあ全般的に何言ってるのか分からないと思うし、おれもちょっとよく分からないけれど、それは昨日という木曜日の記憶が結構ナチュラルに薄れかかっているおれのこの状況からすればきっと些細なものなのだろうと思ってしまう。閲覧者の方々の持つ「文を読んで分かった感じ」というものの軽重を、書いている僕が勝手に判断してしまって申し訳ないけれど、けれど、まあなんていうのか、きっとおれは大したことは書いていないと思うので、と、そのように何を書いてきたのかということに関する記憶(印象)もちょっと弱り気味な僕が思っている。きっと日本語的な間違いとかぼこぼこあるし、それにまたどうしようもないほどのぐだぐだな感じとかが心なしか漂っているのではないだろうか。
  • ところで以前部室のパソコンに月姫が入っているのを思い出して、やってみたことがある。それがいつのことだったか覚えていないけれど、誰か(多分まいたけ君辺り)にそのことを漏らしたので彼あたりに確認をとれば分かるかも知れない。さて、それで、おれは月姫をちょっとやってみたんだけれど、なんていうのか、まあ簡単に言ってみると(まあ最近こんなんばっかだね。まあ、最近てのは今日の文章のことを指しているんだけれど)、ええと、話の流れが飛んじゃって書いてるおれが混乱してきたけれど、あのね、どうもパソコンの動作が弱っててテンポがダメなことになっていた。ので、そんな話。
  • おれは今思ったね。多分、「〜〜だが〜〜で、〜〜なのだが、そうして〜〜」みたいな形式にするとおれの文章が作成できる気がしてきた。このあいだ月姫をやったのだが結局パソコンの調子が悪いみたいで、まあなんて言うのか内容的な判断は僕には出来ないんだけれど、そうしてまあ別にどうでもいいですよね、みたいな。そういえばこの前、「うにー、この座布団を敷くんだよけーちゃん」って言ったら軽く無視された。ことがあった。そのときのことを詳しく書くとけーちゃんという人物が誰のことなのか分かっちゃうから詳しく書かないけれど、そのとき彼がどういうことを思っていたのか、おれはまだそのことをたまに思い出しては気にしている。彼は、僕が何ものかを物真似していることに気がついたのだろうか。もし気がついていなかったとしたら、おれはそのときちゃんと「僕様ちゃん」とか言うべきだったのだろうと思う。でも、もしも彼が(ああ、けーちゃんてのは男性なのだけれど)、そうしたことに気がついていなかったとしたならば、ん? ああいいんだ。もし彼がそうしたことに気がついていて、さらにその上で軽く反応を返さないという行動に出たのだとしたならば、それは、僕はどのように考えたらいいのだろうか。僕の思考はこの辺でいつも停まってしまう。でも、まあいいんだ、ということにしている。それはそれでいいんだろうと思う。なんて言うか、また今度そういう機会があったら、また言えばいいんだ。そういう風に思っている。
  • でも、そういう風にして言ったことがあるな。今度は別のけーちゃんだったけれど、確か、「うにー、このコントローラーを使うんだよけーちゃん」だったか、「うにー、ここに座ってコントローラーを握るんだよけーちゃん」とか言ったはずだった。でも彼は、やっぱり軽く無視してくれた。たしかに、僕としてもそこでそのネタを引っ張られても困ったと思うから、彼のその判断(判断であるとして)は、きっと良い判断だったと思う。けれど、それでも僕は気になっている。果たして彼は、僕が物真似をしていることに気がついたのだろうか。それはやはり、おれが「僕様ちゃん」とか言わなかったことが原因だったのだろうか。そうなのかも知れない。でもさ、おれが「うにー」とか言ったら分かると思うし、だっておれ日常そんなこと言わないっしょ。だから、それは何かの何かであると見当はつくと思うし、だって部室にだって本置いてあるじゃない。てゆか、その彼(二番目の彼)も、ちゃんとその知識は持っているはずだと思うし*7。ええと、それで、だから思うに、まあ多分ここに書いておけばその二人の「けーちゃん」に何らかのアプローチになると思うし、またillegalへのアピールにもなると思うんだ。だって彼は、一人目のけーちゃんに、何だったっけ? 「やあ、欠陥製品」とか言って、彼から芳しい返答が返ってこなかったことに対して憤慨していたのだから。まあ正直、その振りもどうかと思うし、またそれに対して期待した反応が返ってこなかったからって相手の責めるのは酷だと思うけれど、でもまあ、そんな彼なら分かってくれると思う。たしかにさ、おれはまだ読み終わってないけど、まあこれぐらいのボケをかますぐらいのことはしてもいいと思うんだ。まあそのように思っておくことにする。
  • さて。まあそんなことはいいとしてですね、僕の自転車がまだ駅前にあるんですよ。あんまり細かく言うと場所が分かっちゃうからそこんところはぼかしておくけれども、つか、以前にもこんなことを書いたような気がするな。まあいいか。ともかく、おれの自転車は駅前にあって、そろそろ回収しに行かないと業者の方々に回収されちゃうわけなんだな。回収って言うか、まあ撤収というか撤去なんだけれど、まあそういうことなんだ。そういうわけだからおれは駅前に行かないとならないんだけれど、まあ面倒くさいわけ。それで、何とか念力とかそういう手段で労せず自転車を回収したいわけなんだけれど、おれは不具合なことに念力が使えないんだ。
  • おれは思い出す。一昨日という水曜日に、永夜抄をやっていた。咲夜さんのあまりにも射角が広くて、で、その分パワーが低くなっている*8ので紅魔組は難儀するんだけれど、まあなんとかNormalでコンティニュークリアは出来たので、これでFinalBに進めるぜーって思った。思ったって言うかまあ事実その通りなのだけれど、で、だからおれはillegalに言いたい、というか言わなければならないと思うんだけれど、別におれの中で東方熱は冷めてないし、だから、としておれがマブラヴをやるわけではないよ、とね。もいきゅ〜とか言ってる*9illegalに近づくとあまり良くないんじゃないかと、僕はそういう風に簡単に思ってしまってこれは申し訳ないんだけれど、まあ前例も思い当たらないのだからこれは単純に僕の予感でしかないんだけれど、もいきゅ〜はねえと思った。それはおれが丁度、某蝶やべえ事態に巻きこまれていたときだったので余計にそのように予感してしまったのだと自己弁解しておきたいんだけれど、ねえ、まああれですよね、マブラヴ? まあ余裕があったらね。という感じかな。
  • 自転車の話に戻りますけれど、それで、面倒なんだけれど、持ってこないとならないわけ。で、何かいい方法はないかなーって思うんだけど、まあ多分無いんだよね。だからしょうがなく、これからぽてぽて歩いて駅まで行くんだと思う。現在六時三十七分。空も白んできた。空が暗かったのは今が秋だからなんだよね。カラオケから出てきてまだ空が暗いことにおれは驚いてみたけれど、まあ、秋だからね。
  • もいきゅ〜か。もいきゅ〜ね。いいんじゃないの。結構かわいらしいと思うわね。いいと思うわ。でも、当分おれは「うにー」でイクと思う。「うにー」ね。「うにー」。いいんじゃないの。結構かわいらしいと思うわ。ええ、いいと思うの。ところでさ、それで昨日という木曜日に学校の方に向かって地下鉄で走って違うなあ別におれは地下鉄では走っていないしああもういいやだから地下鉄に乗って向かっているときにですね、話を進めるよ? あのね、中吊り広告でスゲーいかした宣伝があったので、思わず席を立ち上がって近づいて読んだよ。あのね、ファッション誌なの。まあそんなこと言ったらもうみんなは知っているかもしれないけれど、世知に疎いおれは驚いたね。最近流行の必修科目を教えない高校ぐらいにおれは流行るんじゃないかと思ってるんだけど、ああごめん本当はそんなこと思ってないんだけど、ともかくおれは驚いたわけ。いやね、「Z」(ジー)っていうファッション誌が発刊されるんだよ。これ、謳い文句が「人生最後のファッション誌」。であってると思うけれど、この時代にも反してWebでちゃんと調べずに書いちゃうけど、「青二才お断り」とか、「65歳以上専用」とか、大分いかしたコンセプトの元に作られているらしい。おれは半ば感動を持ってこの広告を迎えたね。おれはこういうのを待っていたのかも知れない。おれは今まで、着たくない服はあっても着たい服というのはあんまり無かった。けれど、このファッション誌はおれにそれをくれるかも知れない。いいじゃない、もう茶髪にジーパンでキメッ! とかさ。もういいと思うんだ。いやあ、そういう服装が好きな人はそのままでいいと思うんだけどさ、だからつまりそういった方々の趣味にあれこれ言うつもりは毛頭無いので安心して頂きたいのだけれど、ともかく、むしろ、「ここぞというときのスーツ」とか、「妻を10歳は若く見せる温泉」とかの特集が組まれちゃうような雑誌なら、おれに、若者の身なりに不感症な僕にもさ、なにかインスピレーションをくれるんじゃないか、そういう風に思ったわけ。で、いついつ発刊とか書いてなかったので、まあこれは多分もう出てるんでしょう。けれど、おれはこいこいさんとの約束があったから、途中で本屋のために下車することはやめて(実際、一旦ホームに降りたがまた乗った)、昨日は買わなかった。そのあと、公園で食べるための弁当をコンビニで買ったのだけれど、そのときに見つけることは出来なかった。まあ、コンビニみたいなところでは扱っていないと思うけれども。種々の理由から。まあ一つにはそんなところに買いに行くような人物に用はないっていうスタンスとか。思うにだけれど。
  • さて、もう七時ですか(6,57)。面倒ですな、取りに行くの。でもなー、だからといって放置して、回収されるのもなー。取り戻すのも面倒だしなー。行ってくるかなー。うにー、とにかく取りに行ってくるんだよいーちゃん*10
  • うにわふもいきゅ〜*11。-7,02

★★8,21-

  • そうして私の愛機は駅前にあった。が、その周囲は無残なことになっていた。まあ要するに周りにはあと二台の二輪車があるばかりで、他には何もなくなっていた。おれは「さすがは官憲…、やることが違う」と思ったが回収していったのは多分官憲ではないと思う。「官憲」というのがどういう意味かよく分からんけれど。まあともかく雨も降ってきたことだし、無事回収できて御の字というところでしょうか。-8,23

*1:多分その内実は語るべきでないことだろう。あ、聞けば言いますが。

*2:もしかしたらこれは語るべきでないことかも知れないが。

*3:ほんの少しおかゆまさき意識。

*4:なぜ反問形にしたおれ。そもそも反問てなんだ。

*5:ほんの少しおかゆまさき意識。

*6:ポップ的表現。

*7:そういやrossaがいつだったか教えてくれた、「知ってろし!」という「し」の使い方は新鮮だった。そうして今も新鮮だ。まあそれはいいや。それでね?

*8:同じく射角が広い幽々子さまは強いのにね。

*9:まあこれは「逝っ

*10:あくまでillegalのこと。

*11:これでいこうかな。