• 少々、書いておくことがある。
  • まず、今日は芳林堂に行ったらトリコロの新刊が出ていた。うん。これはまあ買う。しかしだ。しかし、おまけの特典が分厚いぞと。ああ。そうか。これは二冊買っとけってことか、とおれは理解した。それは正しかった。レジでは片方にはカバーを頼み、もう片方はシュリンクを剥かないよう、頼んだ。そしておれは帰ってきた。そして少々確認したが、この特典は嗚呼、なんということだろう。なんということだろう。あそこで迷い無く二冊買っておいたおれ様イエスだね。
  • ところで、非常に見覚えのある書影を新刊の棚で発見したのだが、それは鳩町まめっこイグニッションズのものだった。おれは何故に見覚えがあるのかを把握した。そのサブリミナル的な手法もイエスだと思った。だが二冊目は買わなかった。それは愛の差であると理解した。「愛差あいさ」。そう言ってみた。
  • 今日は REX を買った。しかしだ。しかし、この紫本で登録しようと思って検索バーに「rex」と打ち込んでエンターを押したら驚いた。やっちまった。おれは 2 月号を買っていない。おれは 2 月号を買っていない。おれは 2 月号を買っていない。おれは 2 月号を買っていない。おれは 2 月号を買っていない。やっちまった。これは久々にやっちまった。なんだかんだと最近いい調子でこなしてきていたおれのライフ、「生活」と書いて「ライフ」の上で、久々に失敗をやっちまった。ああなんてことだ。どうしたらいいんだ。これはもう書店に行ってバックナンバーを注文するしかない。ああああ、なんということだ、おれは買い逃してしまった! なんということだろう。おれは REX を読む資格がないのではないだろうか。買いはしても読まないでそのまま置いておくだけの読者など、「読者」ではない。ああなんということだろう。おれは深く恥じる。おれは深く深く恥じる。慚愧! 慚愧! 慚愧! そうだ、おれはそろそろ引っ越しをするのは周知の事実だが、それでも嗚呼、おれは雑誌を買おうというのだ! なあ、こんな奴ならバックナンバーを買い求めても、いいだろ? なあ、いいだろ? REX、REX、おれの REX、嗚呼、なんということだ。おれは秋★枝さんが好きでありながら買い逃していた! これはおれは、おれは、これを、深く、深く、恥じ入る。恥じ入るのだ。恥じ入るのだ。