• id:manthano が少女漫画に出会う。今日はそんな話をしようと思う。
  • 彼はこれまで結構漫画を読んできたと思っていた。でもね、少女漫画だけは読んで来なかったんよ。例外は勿論あるけど、すぐにその全てを挙げることが出来る。母が買っていた『ガラスの仮面』と、古本屋を回って買い集めた『ふしぎ遊戯』がそれらであり、その全てである。あ、いつぞやの、サークルの合宿で友人の一人が私に見せるために持って来ていた文庫版『パタリロ』の一冊だけは別ね。与えられたから読んだのであって、読もうと思って読んだのではないということでここでは除外しておく*1
  • いやあ、常々、言い知れぬ圧力を自分の内部に感じていて、読まなきゃ読まなきゃ、と思っていたんだ。
  • さあ、そんなところで出会いました『天然素材でいこう。』。これ面白いね。いやあ、こいつはまた知り合いの人を介して知ったのだけれど、ほほう。ここからならば少女漫画という我の見知らぬ大地に足を……踏み入れることが、出来るかも、知れない。と思わないか。僕はそう思う。

*1:何も、彼女の行為を軽んじるというのではない。このことがきっかけとなって私が『パタリロ』を読み始めるかも知れないではないか。ただ、このときの読書は自発的なものではなかっただけなのだ。ところで「彼女」というのはただの人称代名詞である。