書店について

  • 書店について。
  • 思っていることを結論的に言えば、こうだ。学校か住みいえの近くに、大きな本屋があるのはよいことだ。私の考えでは、書店と amazon とが私に本を供給する大きな源の二つであるが、それぞれに長短がある。
  • 書店には、目的の本が無いということが起こりうる。この場合は、amazon を使うしかない。しかし、amazon では、予め欲しいと思っていた本以外のものを買うことが難しい。要するに、書店の良いところは実際にどのような本が出版されているのかを短い時間で一望することが出来ることであり、amazon の良いところは、品切れがないということである。書店の悪いところは品切れが有り得るということであり、amazon の悪いところは、どのような本があるのかを一望できないことである。
  • もう少しある。書店の良いところは、買って直ぐに読み始めることが出来ることである。これは特に漫画の場合に顕著で、本当に読みたい漫画は、直ぐにでも読み始めたい。書店はこれを実現する。amazon で買うことが適しているような本とは、直ぐには読まなくても済むような本である。逆に、直ぐに読まねばならないような本が amazon でしか手に入らないということは不幸なことである。
  • 直近の二年度は、書店が家からも学校からも遠かった。だから私は amazon をよく利用した。それで、私は本を一望しない生活に慣れさせられてしまったように思う。そりゃあ文化への尊敬も薄れる。特に、とうぽんにいた頃との落差は大きかった。本が無いということが、書店が遠いということが、これほど大きいことであったとは思わなかった。よく反省しよう。