下準備の結果

  • で、この操作をすると、古典ギリシャ語を直接に打ち込めるようになるわけなのです。
  • が、勿論、何にでも打ち込めるわけではありません。まあ私自身も完全には分かっていませんが、とにかく、例えばtxtファイルなんかの場合だと、駄目です。でも、Wordのファイルなんかだと、ちゃんと書き込めます。
  • とはいえ、制約があります。フォントセットは、特別なものを選ぶ必要があります。これについてもどこかに説明をしているサイトがあった気がしますが、私も説明してみます。
    • 「文字パレット」などのように、選択したフォントセットにどのような文字が登録されているのか、ということを調べられるツールを使うと、古典ギリシャ語を使用できるかどうかが分かります。結論から言うと、「Palatino Linotype」または、「Arial Unicode MS」の二者が、適切だと分かると思います*1。でも、「Palatino Linotype」の方が圧倒的にかっこいいので、こちらを使うことが多いと思います。というわけで、フォントを「Palatino Linotype」にして、古典ギリシャ語を打ってください。要は、「気息記号付きの母音」や、「アクセント記号付きの母音」等が、そのフォントセットに含まれているかどうかが重要、ということです。ここで紹介した二つのフォントセットにはそれが備わっていますが、その他の多くのフォントセットには、それが登録されていないのです。

*1:いや、古典ギリシャ語に限ってはもう一つ適合すると思ったけれど。