コンピューター・ウィルスに感染してしまいました。

  • わたくしはこの度コンピューター・ウィルスに感染してしまい、私が知っているメールアドレスへ無差別にウィルスメールを送信しまくる事態となってしまいました。ここに反省してことの顛末を綴ることとさせていただきます。
  • 事態が起きる約一週間前から、私のPCの受信トレイに不審なメールが届いていました。件名は英語で、本文は無し。その件名では、「あなたのパスワードがなんちゃらかんちゃら」、「あなたへのサービスがなんちゃらかんちゃら」。そしてそのメールの送信者は、mail@(宛先のメールアドレスの@以下と同じ)とか、support@(宛先のメールアドレスの@以下と同じ)とかで、「え、おれのオフィシャルなメアドを知ってるじゃんかよ、これってば、マジでオフィシャルなサービス情報のメールかよ」とかと思いました。愚かでした。それでも始めのうちは、何しろ本文がないのですから、怪しんでいました。怪しんで、添付ファイルを開けないでいました。でも、何日かしても、、いつまで経ってもメールがやってきました。そのうち、私がプロバイダからもらっているメアド全てにそのメールが送られたことになりました。「これってば、やっぱ、このプロバイダと契約している人のメアド全てに送信されているオフィシャルなメールなんじゃないか」そう思うようになりました。愚かでした。ってゆうかそんな重要なメールだったら本文がないってことはないだろとか、そんな天の声は聞こえてきませんでした。
  • そうして、麻雀から帰って来てぐっすり寝て起きた昨日の夜、とうとう私はその添付ファイルを開けるのでした。まずは添付ファイルをデスクトップにコピー(ダウンロード)して、開く。おお、XPのセキュリティがブロックした。じゃあ、このブロックをはずして…、ダブルクリック。やがて、勝手にメールの送信が始まりました。私のPCに導入されているNortonAntiVirusが、せっせと動いて、送信メールをチェックします。うん、これはオーケー。これもオーケー。中にはサーバーに繋がらないとかで送信されないメールもありましたが、大抵のメールは素通しです。………私は激しく焦りました。「うあ、うああああああああ」。
  • 私は携帯電話を取り、rossa氏に電話します。「ああ、ねえ、ちょっと、お時間よろしいでしょうか…。あの…、恥ずかしながら、私、ウイルスに感染してしまったようです……」
  • 私はrossa氏に状況を説明しました。わざわざ自分から添付ファイルをダウンロードしたこと、わざわざ開いてみたこと。メールには本文がなかったこと。
  • それから私が電話番号を知っている人たちに電話を掛けて回りました。多くの方々は、ああ、知らせてくれてありがとうとか、そんなにへこむなよとか、ドンマイとか、今度遊びに来てよとか、とてもとても暖かかったです。……………中には私が用件を伝えると無言で電話を切ってくださった方もいらっしゃいましたが、ちょっと失禁しそうになっただけでした。Cドライブに検索を掛けて、rossa氏から教えてもらったファイルの有りや無しやと調べ、Symantecのオンラインウィルススキャンを掛け、四件のウィルスを確認しました。そうして私は心労からか激しく疲れ、眠ることにしました。現実逃避とも言うと思います。
  • 寝ているあいだに夢を見ました。それは『ヴァルキリープロファイル』みたいな戦闘シーンで、システムは第二次スーパーロボット大戦αってゆう感じでした。私は起きてそのMPに関するシステムをメモし、頭を切り換えてウィルスを退治することにしました。
  • 中略します。もう忘れたことにします。てゆうかもう覚えていません。rossa氏にフリーのウィルス駆除ソフトを教えてもらい――何しろ私のNorton先生は2002で、世界に対して圧倒的に後れを取って(遅れ劣って)いたのですから…――途中で秋葉原Nortonの最新版を買いにいこうと半身椅子から離れながらも、戦い続けました。ごめんなさい。もう無闇に添付ファイルを落としません。それから、遠からずOSたんをぶっこ抜きます。
  • 電話をして回っている当時、私のPCの右下の――ええと、なんて言うんだっけ?――時計とかがあるところにはメールを監視しているアイコンがたくさん並びました。15個とか並んだときには、ああ、おれ、産卵されてるんだ…。自分の無力感を噛み締め、Norton先生のメールチェックをすり抜けてどことも知らぬところへメールを送りまくっているのを見ているのは、本当に失禁寸前のものでした。
  • だめだ。いけない。よくないよ。こんなの。よくない。もう、だめだ。もうちょっと危機感を高めるんだよ。みんな聞いてくれ、ウィルスはほんとにあるから、気をつけてくれ!
  • 本当に、皆さん、ごめんなさい。
  • もうおいらは疲れたよ。また麻雀しに行っちゃおうかな。-20,16

ほしょほしょ21,30-

  • 麻雀は出来ないみたいだよ。ちょっと、街まで行って人と会ってくるよ。さあ、ヘビが出るかジャが出るか。あ。一緒か。-21,31