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★★4,48-
- それではそろそろ技術的なことは一旦止めて、数学的なことをする。-4,48
★6,54-
- ウギャー!! -6,55
★★7,33-
- 外は、呆れかえるばかりに寒かった。街は凍り付いていると思った。髭の伸びた野球帽の爺ばかりが目に付いた。紺色の制服を着た高校生たちは、すぐに視界から逃げていった。彼らの足は速い。気が付くと両手と胴体が寒さのために震えていた。肩に寒気を感じた。風邪だけは勘弁しておくれ、そう思って下を向きながら歩いた。
- 地球はもう駄目なんだと思う。こんなに寒いんじゃあ、そのうちどうにかなってしまうよ。それでも、そんなことにはなりっこないと思いながら本を読むんだ。ばかげていると思わないか。
- 数学は二限の時間。もうあまり時間はない。-7,38