• とてもねむい。
  • どういうことなのかというと、昨日になった辺りからハーバーマスを訳して何とか訳して頑張ってみてあー結局満足には出来なかったけど時間だしこの時間内におけるおれの頑張りにうそはないからこれはこれとしておれはそろそろがっこーいこーかなーって思って学校に行って何とか切り抜けた。どう切り抜けたのかというと、たしかにおれ含むもう一人の院生の方が同時に同じ箇所で予習が尽きたためにそれ以上は進めないね”それじゃよく勉強しておいて下さい”と先生に言われて一時間強で読書会が終了、ちょっと歓談したあと先生の研究室をあとにして助手の方の(共同?)研究室でお茶を頂いてちっと最近の哲学の大学院の状況のこととかを話したり先生が読書会中に言及していた「警告論理」ッテナンダということになって調べてみたりしておれはいい感じのところでお暇をした。で、ちっとおれ今日のおれは一味違うって思ってなにしろ勉強会が終わっても力の充満感ていうかなんていうかおれまだ戦えるぜって思う感じになったのでちっと部室に行って何かをしばこうかと(主に茶ァとかな、別に茶飲まないけどそういう風に「しばく」って使うよなって思う)思ってほてほて歩いてたらベンチに座っていたアッサムードさんに呼び止められた。「○○さん!」うわおおうおれのことかいなって思って振り向いてさらに彼の隣に座っている見慣れない方の存在を僕は認めたね、ああ認めたともっていう感じになって、その、おれと同じ学校の(学部の)出身なんだけど今は他の大学の院生で博士課程の二年生の方でルネッサンスのことをやっている方に「(他大)のD2です」って言われたから「ああ、初めまして、(おれの学部)の○○○○と言います。それで言ったらB4ですね」って言ったんだけど、ちっとアッサムードさんには簡単には伝わらなかったらしくてあのね、Bってのはバチェラーのことなんだぜ! っていうことを話したりして、フランス語のこととか、そんなようなことを聞いたりしていたら、その院生の方はルネッサンスの頃のオカルト思想もやっていらっしゃるということだったものだから、ちっとおれのほうもゴールデン・ドーンのことを振ってみたりして、ちっと今度機会があったらなんかやらうか、みたいなことを軽くオッファーして頂いてちっといつのまにか(いや本当にいつのまにか)六限が終わっておい七時半かよってなったのでその場は軽くお開きになっておれはアッサムードさんと一緒に生協をぶらついた。おれはそうして上の本を買ったんですね。それでですね、えーとそれでアッサムードさんを連れておれがいるサークルの部室に行ってみたわけなんですよ。でこれなんでかって言うと最近彼が何だか口走っている人物名がなんだかおれはサークルの部室でよく聞いた気がしたものだから(ロランとかヴァルターとか)ちっとこれ連れていったら何か面白げなことがおこんじゃね? 的な感触を胸に秘めながらおれは部室に行ったわけなんですよ。で、部室に行く前に誰も部室にいなかったらこれつまんないよネって思ってillegalに電話してちっといるー? って聞いてみようとしたら何だか思いっきり寝起きの声がしたもんだからおれはこの瞬間に光の速度で光となって諦めかけたんだけれども、よく聞いたら部室で寝てるっつーことだった。ので、アッサムードさんと部室へ。さらにそうしておれは部室から無線電話機でもってたたを召喚することを試みこれに結構アサーリと成功、ガンダムヴァサーゴみたいな(どんなだ)になってたたたを召喚してなかなか楽しい空間を現出せしめたなんていうか現代的な現れに対峙する我みたいな、でも最近こういうことを書くとしゃれで済まなくなってきてるんじゃねえかとちっと危惧ってるわけなんだけれどもさてそれはさておいてですね、えーと、結構なかなか楽しいことになってほいじゃあ一休先生のところに行きますかってな感じでillegal、ヤジモジ、抜け毛、起きてる間中眠い。という面子で一休先生のところに行ったわけですね。
  • さてここでおもむろに改行を試みてですね、多分そんな試みなんてものは簡単にも達成されてしまうだろうからまあなんて言うの、まあそんなんどうだっていいわなあみたいなネグレクティチュードを発揮してみるけれども
  • まあいいか。それでね? えーとー、それで、一休先生の次には抜け毛さんちに泊まりに行ったんだな。そうそう。そうなんですよね。起きてる間中眠い。さんは帰っちゃったから四人で酒とか飲んでうきょーとか言って(いやもちろんそれは比喩なんだけれども)抜け毛さんの部屋の隣の部屋の人の部屋からこちらの部屋の壁へなんて言うか「威力」みたいなデリディアックな(デリダって感じの)顕在悪を受け取ったものだからしょーがなくまたーり進行で一人倒れ二人倒れ、そういうようにしてなんて言うかおれはillegalさんの歯ぎしりの激しさに内心あー歯ぎしりてーのは結構精神に堪えるもんだなとか思ったりした(大丈夫だよillegal、歯ぎしりなんて気にすることないさ!)けれどもともかくおれは抜け毛さんの部屋にあった近代麻雀を読んでムックシ起き出したサザエさんみたいなillegalさんに「それはちょっと無いよね」みたいなちょっと心にこそありまくりな辛辣ティックな言辞を投げかけてみたけれどもちょっと毒値(ポイゾナス・ヴァリュ)が足りなかったかなあと反省しきりだけれども(まあこれもうそなんですけどね)まあそんな感じで今日という朝の七時四十分、抜け毛さんがバイトに行くぞゴルァみたいな剣幕で僕たちを恫喝したのでそぞろうちふるえて僕たちは部屋をあとにしたんだな……。
  • えーと、それで、抜け毛さんはどこかへバイトしに、ヤジモジさんは実家へチャリ漕ぎしに(これはよく誤っている)、そして残されたillegalさんと僕とは黒猫でモーニングセット食いながらワシラ流石に朝っぱらからマジ話デスカみたいなそんな感じでモニセットを食ってた。あれ結構いいぞ、覚えとけヌシら。
  • そうしておれは二限に、そしてillegalさんは二限に出るために、それぞれのキャンパスに向かって悠然と(まあ眠かっただけとも言うわけなんだけれども)向かっていったわけなんですね。
  • なお、抜け毛さんの部屋に行くのが決まった辺りでまいたけを召喚してみようとして召喚器に向かって僕は魂してみたわけなんだけれどもちっと悲しいことに僕たちのスピリトは触れ合っても落ち合うことのない虚無な存在たちだった。