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- 記録終わり。
- 《H・P・ラヴクラフト(著)、大瀧啓裕(訳)『ラヴクラフト全集 7』isbn:4488523072》をですね、ずっと前から気に掛けていたのだけれども、何年も前にこれの六巻までを読んでラヴクラフトの作品は一応おれの中で整理がついているのでもう新しいものを読みたいと思っていなかったので買わないでいたのですね。それに加えて目次を見たらまあ案の定短編だし。クトゥルー神話を作り、ランドルフ・カーターの話を書いたので、もうそれでいいんじゃないかと思っているんですね。でもまあ、その、ブライアン・ラムレイのタイタス・クロウの話を読もうかなと思ったので、ついでに買ってきました。これで全集はちゃんと終わったと思うし。というか六巻で全集は終了したと思っていたんだけどなあ。だいたい、六巻を読んでから何年経ってるんだろう。
- で、今訳者の後書きを見たんですけれどね、やっぱり苦労したということが書いてあった。
- そんな感じで。
- 今日は何をしようかなあ。-14,14
★★14,24-
- 少々記憶が曖昧なので書き加えておくとですね、「銀の鍵の門を越えて」に登場する主人公って、ランドルフ・カーターだよね。確か。あんまり覚えてないんだけど。でも、このランドルフ・カーターは、「セレファイス」の主人公ではないんだよね。おれはこの「セレファイス」が全作品中で一番好きだったのだと覚えているのだけれど。それから、ネットで調べた結果、あの有名なフレーズは「莫迦め、ウォーランは死んだわ。」であるとするソースが見つかったのだけれど、おれはずっと「莫迦め、ラヴマンは死んだわ。」だと思っていた。おれは勿論自分の記憶の方を支持したいのだけれど、本当はそうじゃないような気がする。どっちだったのだろう。調べられないですけど。というかあんまり調べたくないんですけど。
- ちなみに、《ブライアン・ラムレイ(著)、夏来健次(訳)『タイタス・クロウの事件簿』isbn:4488589014》はちゃんと以前に買ってありますのでご心配なく*1。-14,37
★★14,40-
- ところで全集の七巻には、「TVアニメ機神咆吼デモンベイン原作者」による推薦文の帯が付されているのですが、それってどうよ。ラヴクラフト全集の七巻を買うような人間はどうせラヴクラフティアンなのだから現代人の神話作家の帯は逆効果なんじゃないのか。これがダーレスの推薦文だったら、まあ強固なラヴクラフティアンは買わないにしてもおれぐらいのライトなラヴクラフティアンは買うかも知れんね。てゆうかだってデモンベインは「極北」指定を受けているじゃないですか。朱鷺田さんによって。あの頃の――ちゃんと言うとラヴクラフト全集の六冊を読んだ人間がRPGマガジンで親しんだ朱鷺田さんのラブクラフト本だっつって飛びついて買って読んだような――人は、デモンベインは極北だよねと朱鷺田さんに言われればそれは極北なんで、その極北がいつのまにか温暖湿潤な日本の位置に来ていた、というわけでしょう。なにか、違和感を感じずにはいられない。無論、それは僕のようなラヴクラフティアンの自覚のある人間だけなのかも知れないのだけれど。多分あれですよ。ともかく僕にはデモンベインを甘受する事が出来ないのだ。多分。それは、クトゥルー神話を使って楽しいことを書いている人たちの一人なのであって、それだったら槻城ゆう子さん*2とか八房龍之助さん*3とかが帯を書いてもよかったはずなのだ。きっとそうに違いない。
- もういいかな。そんな正統を振りかざしてみたりしてですね。-14,54
★★15,36-
- 例の天井に突っ張ることで安定を保っていた本棚が、積み込んだ本の重さの故にであろう、歪み、天井と隙間を有するようになっていたので危険を覚えて直した。
- 今日は本を読んでいようと思うなあ。
- とりあえずカレーを食べに行こうかなあ。
- そろそろ実家に帰ろうかなあ。-15,38
★★17,09-