困惑と惑乱は互いが互いを愛し、憎み、憎悪し、そして、激しく、溺愛している。
 沈潜と耽溺は互いが互いに愛おしみ、悲しみ、悲哀を楽しみ、そしていと惜しきものと思っている。
 それらは臓腑と腐乱に似て、混濁と、非愛であり、神は無く、肉は死に、引けを取らずとしても引け劣っている。