• 去年、特に去年の後半がゆったりとした生活だったためか、最近とみに忙しくなっていると感じています。
  • それでも一つ一つのことに決着をつけ、そう決着をつけ、暑い日差しの中もっしゃもっしゃと自転車を漕ぎながらいまだに思い出すたびに憎しみの込み上げてくる So-net のオペレータに向かって言うつもりで「し……しんじゃえ…っ!」という台詞の発声練習をしながらもっしゃもっしゃと自転車を漕ぐことがあります。特に夜、誰も出歩かないような午後十時頃に自転車で出だすことがあると、そういう練習をすることがあります。まあたしかに最近では減ってきましたが、今日行ってきた区役所の事務員と住宅管理会社の事務員の言っていることが真ッ向矛盾しやがったので久し振りに練習するかも知れません。夜。あ、あとね、黒猫さんにね、引っ越しを頼んだんだけどね、荷造りから荷解きして物を詰めるところまでやって貰うというプランでやって貰ったんだけどね、うん。本棚に本をね、上下逆さまに入れてったんですよ。まあそりゃね、勿論分かりますよ。客の本なんてゴミだからね。分かってます。客の本なんてのは、自分のものじゃないし、重いし、そのくせぶん投げたりしたら怒られるから、或る意味ゴミよりも始末に負えない代物だということは分かります。そうでしょうよ。あたしね、本をね、前後を交互に、互い違いに重ねないと本が本棚に入らなくて困るぐらい、「本持ってるんですよ」。本てね、背中と、ページを開く側とでね、微妙に厚さが違うんですよ。ページをきつく束ねて閉じている方は糊で固められているけど、ページを開く方は、そりゃ開放してあるんで、どうしても差が出るんですね。なので、これに気を配らないと、背が集まっている側には余裕があるのに、ページを開く側が集まっている方はキッツキツということが起こるんですね。でも、これね、どうも僕ぐらいしかやってないようなんですよ。いや、勿論僕よりも本を持っている人がいるということは勿論わきまえてるつもりだったんですけどね、だから、結局これはしょうがないと思うんだけれど僕にはそういうこだわりがあったんだなあ。という話なんですよ。今回自分の性格というものを痛感しましたよ。まじで。あーおれこんなんかー。と。あたしね、そういう風に本に関して気を配っている自分が好きだったんですね。互い違いにしないと場所を食ってしょーがねーぜ本がありすぎてよー! がはははみたいな。しょうもないですよね。それでですね、あのね、黒猫さんのね、本を段ボールから出して本棚に詰める人がね、互い違いになって入っている本をわざわざ向きを「正して」本棚に詰めようとしたんですよ。だから僕は言ったんですね。「そのままでいいんですよそうしないと本棚に入らなくって」。申し訳ない気持ちで一杯になります。そんな風にしないと本棚に詰められないんだから。で、そういう風にしてくれ、と自分の流儀を押しつけるんだから。……でもやあ。でも、さすがに、本の上下を逆にして詰めるのは、……どうなんだろうやあ。本の前後の向きが揃っていても構わないという人がたくさんいることは知っているけど、本の上下の向きが揃っていなくても構わないという人は……そういないんじゃなかろうか……。いやね、そりゃ、あたしは買った本にいつもカバーを掛けて貰うから、一見して本の向きが分からないのはたしかですよ。そして、一々向きを確認するのが面倒くさいということも分かりますよ。……うん。ごめんなさい。だから、黒猫さんの作業員の方々が、僕の本をガッコガッコ言わせて本棚に詰めていてもたとえその本の向きが上下バラバラでも、それはしょうがないと思います。だから、僕はこれから荷造りだけをして貰うプランにしようと思います。荷解きは自分でやることにします。非常な後悔が残りました。というか本棚に詰めて貰った本の上下を確かめるために自分でも一度全ての本を本棚から出すことになりました。金を丸損しました。でもそれは自分のせいなのです。「し……しんじゃえ…っ!」て練習してたけど、そう思うことの原因は自分の本へのこだわりの強さだったのです。
  • と、そんなことを考えたりしているので精神的にもぐへぁってなっています。やあね。この歳になって自分の性格を痛感するってのは。でも性格を曲げたりしないもん。
  • まあそんなこんななわけよ。最近は。今日は皮膚科に行ってきたし。
  • 最近は……もう……っ、いぬてぃだけが僕の(もふっ