この世には絶望のみがあるのではない、それは絶望ではない。希望だ

    • 《小林公夫『「勉強しろ」と言わずに子供を勉強させる法』isbn:9784569707532
  • いやー、面白くって、一気に読んじゃいましたよ《小林公夫『「勉強しろ」と言わずに子供を勉強させる法』isbn:9784569707532》。いやー、ドリクラの雪ちゃんが酒飲んだときに言う「おぃしぃなあ」*1ぐらいの勢いで、「いぃはナしだなあ」って思いました。何か冗談抜きでここ半年間でまともに一冊読み通した文章主体の本ってこれだけなんじゃないかと思われてきたんだけどでもそんなこと無かったぜ! でもちゃんと数えると多分これが三冊目ぐらいだったりするぜ! でもそれでもいいんだ。でもそれでもいいんだ。
  • で、そこからなめらかにシームレスに移行しますけど、これ。

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  • エメラルドソードカッコイイおおっんっふっふっふふ……ぽわわーんみたいな感じで何か良く分かんなくなってきたけど、《小林公夫『「勉強しろ」と言わずに子供を勉強させる法』isbn:9784569707532》を読んだお陰でなんだか受験に自信が持てたような気もするし、ああなんか、人間の心の成長なんかちょー簡単で単純で、あきれるほど朗らかなものだと思われてきた。いや、実際のところそんなもんなのかも知れないよな! っつーかどうだっていいしな。なんかそんな風に親子が接していれば上手い具合にエリートが増産される気がしてきてなんだか日本の未来はまじバラ色にきらめく虹ですわい! よかったね、本当に良かったね! いいなあ、僕はこの本読んじゃって教育なんて簡単なもんだ、何でも上手くいくんだ、この世はバラ色にきらめく虹のごとくに輝き溢れているんだって思えてきた! いいはなしだなあ! ああ本当にいい話だなあ! この世には、つらいこともあるけど、なんかそんなことは頭の片隅にでも容れておけばいいことで、きっとそう、ね、世界の人々は手に手を取り合って、幸せ溢れる新しい未来へとあぁあゆんで、あ、ゆくんだなあ〜〜。そうさ、この世はたった十五パーセントの悲しいことと、その十五パーセントをおかずにして楽しく暮らせるハッピーエンドからなっているんだよね、僕よく分かったよ! どんなにつらいことがあっても、それにめげずに頑張っていけば、きっと報われるんだって、報われない努力はないんだって、努力が報われなかったとしてもそれはなんかきっと「努力」じゃなくて、「「努力」に似た何か」だったんだよね! ほがらかだ! ほがらかだよ、この僕を照らす光は。ものすごく、ワクワクできた本だった。不出来な勇者の冒険譚なんかと違って、現代日本に根差した、希望溢れる本だった。なんて、素晴らしいファンタジーなんだ。700 円の価値はあったと思うよ。だってほら、僕はもうこんなに僥倖しちゃってる……。

*1:参考資料。 ttp://video.fc2.com/content/20090827zeEpyNQ7 に行って、3:05 頃から再生してみなさい。