それにしてもおれの中の記憶というか、いや、記憶は、おれの記憶の中では、OG の記憶と、第三次 α が結構ごっちゃになってるんだよな。黄光龍……………………ちゃんとぐぐったら第二次 α で、しかもホァンじゃなくて孫光龍でしたか。もう覚えてないなあ。というか、覚えていないわけではなく、記憶がごっちゃになってるんだな。
 あれ違う。第三次か。ですよね? 

 まーそのー、Z は正直、途中で止まってしまったんだよね。まあ難しかったというのもあるけど、ちょっと、軍隊ものじゃないんで、ちょっと趣味じゃないんですね。難しいというのは多分そうで、いつも熟練度を全て取りつつ、撃墜されることなく、可能な限り効率よくやる、というプレイスタイルでしか僕は出来ないので、難しかったです。途中で進められなくなるくらい難しかったです。と言いますか、もしかしたらスーパー系の主人公で始めたのがまずかったのかも知れん。今思えば。カウンターが入ってないデッキが使えないように、主人公がリアル系じゃないと愛せないのかも知れない。でもそれでいいの。おれは、おれの愛するようにスパロボを愛するから。あとあれね、優秀なリアル系の機体がどうしても桂の奴なんで、ちょっと、僕はついて行けなかったです。あのね、うん、ちょっとね、マクロス系の造形がね。うん。
 それにしてもスパロボはどんどんわけが分からなくなっていく。整合的に理解しようとするのが中々難しい。Z は、α 外伝によく似ていたから、難しい。特に、スパロボでしか設定を知らない作品のことを理解しようとするのが難しい。無論、スパロボを通してアニメ作品を理解しようとするのが誤っているのだという見解もあるだろうが、そんなことはどうでもよい。スパロボを通してのみアニメ作品を理解しようとしたらどうなるのか、ということが目下の関心事だからだ。スパロボと、それに参照されたアニメの関係に関する道義や規範などというものは首にコードを括り付けたまま天井からぶら下がって嗚咽と汚物の中で息絶えるがいい。それで難しいわけですよ。ダンバインは自分で見たからよく分かってるけど、EX とかだと、ラ・ギアスから地上に出てくる時、ダンバインの「浮上」と同じようなことになるので、それでまたよく分からなくなるでしょう。と言いますかそういう話が EX にあったような気がするんですが、合ってますか。
 それにしても私は何を気に入っているのだろうか。リュウセイの物語だろうか。それとも、各版権作品を織り込んで作られたスパロボにその都度新しく登場するバンプレストオリジナルのキャラクター達の、その版権的スパロボに於ける歴史が、OG にてもう一度述べられることによって正史化することだろうか。多分そうなのだ。OG がおれに安心を与えてくれるのは多分そういう理由なのだ。リュウセイ達は、初め新スーパーロボット大戦で語られたが、α で、語り直された。では、彼らのことはどう考えればよいのか。彼らはどのような軌跡を辿ったのか。OG は、彼らの物語をもう一度語った。そして、私たちは彼らについては本当は OG にて語られた歴史を辿ったものと理解すればよいのだと思う。これが大事なのだ。
 彼らは何度も語られる。そしてその度にその語られ方、彼らの在り方、彼らが経験した出来事、即ち彼らの歴史と彼らは、微妙に異なる。では、彼らは一体何なのか。彼らに同一性を与えるのが OG なのだ。他の版権作品にとってのオリジナルのアニメ作品のように、彼らにとっては OG がオリジナルの作品なのだ。だから、おれは OG をプレイする時、そうしたものに触れている気になる。即ち、OG は勝義のオリジナルなのだ。
 私はまだ、第三次 α が正史として語り直されていないことを覚えている。OG の新作に期待が寄せられるのもその故だ。


 (3,15) かれこれ四時間近く、wikipediaスパロボ関連の記事を読んでいる。それにしてもイングラムとヴィレッタの設定が分からない。私は上に書いたように考えているから、OGs に於ける設定だけが理解できればよいはずなのだが、よく分からない。多分、クォヴレーに関する事柄がに関する記憶が紛れ込んでいるからだと思う。概して、イングラムに関する設定の内、OGs で語られた事柄と三次 α で語られたものがごっちゃになっているんだな。それが整合的に語られる為にも、OG の続編は待たれている。私によって。


 (4,23) ところでおれは、OGs と OG 外伝をどこまでやったかな。OG 1 は二周したはずだ。OG 2 が、二周目のヴィンデルのステージで止まってるのを覚えている。多分あってると思う。OG 外伝は一周目の終盤ぐらいで止まっているような気がする。どうしたもんか。