• 小説形式が面倒になったので地の文で。
  • だからさ、そういうわけでおれは困ったわけだよ。「えっ、プール閉まってんじゃん!?」ぐらいの唐突感はあった。
  • もうね、こいこいさんに電話ですよそうしたら。
  • とりあえず今後のことについて検討するためにこいこいさんと合流して、プールとこいこいさんの家の中間にある公園のベンチに座って、軽く相談をする。
  • そしてちゃんと叙述するのが面倒になったので行程を吹っ飛ばすけれど、ともかくおれたちはサウナに行くことにしたのだ。おれはちょっと反対だったのだけれど、まあプールが駄目だったからといってそのまま帰ることは出来ないというのが、おれの密かな結論だった。サウナは六十分で千円だった。
  • そのサウナ、は、うむ。銭湯だった。ちゃんと湯船があって(まあ、ちゃんとではなかったかも知れんが)、石鹸とシャンプーが備え付けてあった。しかも水深80㎝のプールまであった。これにはおれもこいこいさんもはしゃいじゃうわけですよ。そんで、ひとしきりざっぱざっぱやったあとにサウナに入ってテレビを見た。サウナの中にテレビがあるんだぜ!? おれはこれが現代のサウナ事情かと甚く感銘を受けたものだよ。多分あんな所に置かれているテレビはさぞかし寿命が短いのだろう。
  • 一時間は結構簡単に過ぎ去った。つまり、あっという間だった。浴場から出て、割り増しに設定されている自販機でジュースを買って、こいこいさんが怪しげなことをしているのを横から見て、店を出る。
  • そうして道ばたに座り込んで、まったりしていた。体がほこほこして妙に気分がよい。サウナってのは案外いいもんだなとかと思う。
  • そして、あろうことか二人で赤提灯へ入る。そして、あろうことか話し込んで終電を逃す。ぶっちゃけありえない。気が付いたら午前一時十五分だった。おれは、たとえ光の速度を超えたとしても終電に乗ることは出来なかった。
  • だからタクシーで帰った。火曜日にですよ。火曜日の午前中に帰ってきたんですよ。卒論演習のことなど全くやっていませんでしたよ。ええ。どうなったと思いますか。ねえ。ねえねえ。どうなったと。
  • 火曜日は二限がありました。ま、そりゃ何とか頑張って行こうとするでしょう。家に着いて、寝たのは午前二時でしたね。起きたのは六時半でした。睡眠時間は四時間半で、お、結構いい具合で起きられたかな、とか思うでしょ。でも、なんか気持ち悪いんです。吐き気がするんですね。二日酔いですか? いえ、まさか、そんな。そんな、ことがあるわけないでしょうよ。ハハ。
  • ジャーヴィの文章を読んで二限に行きました。もうね、心は平静でないですよ。体はぼろぼろだと思いましたね。多分本当にぼろぼろだったのは体というよりは心だったと思いますが、心のことなどおれには分からないですからね、きっと体がぼろぼろだったのでしょうね。
  • さあ、それからおれは、水曜日のために寝ないで用意をしなければならなかったわけですね。ええ。用意。は? 用意ね。
  • まあ、用意は、したんじゃないですかね。午後四時に仮眠、と思って寝たら、全然もう起きる気力がなくなって、そのままずるずるとベッドの中で水曜日の午前七時までを過ごしました。毒虫? ザムザかよっ! ごめん『変身』まともに読んでない。まあそりゃたしかに、日付が替わった辺りで一遍起きましたがね、もう、だめだよ。全然手に着かないって。遮光カーテンを敷いて、外界との交わりを絶ち、おれは急速に世界を閉じることにした。あばよ。ぐんない。
  • 水曜日の午前七時からは、まあまともに活動したと思います。卒論の続きを書いて、アウトラインの変更の要旨を書いたりなぞしました。
  • 卒論演習は、まあ何となく大過なく、過ごした気がしますが、心の弱いおれは、どうも、やられてしまったようで、終了後、院生ロビーにいたMさんのもとに駆け寄って、わふわふ言いながら(まあ言ってないけど)今度修論下さいわふ〜んとか言ってみた(言ってないけど)。ので、明日という金曜日にもらえるはずわふん。
  • そのあとまいたけに電話をして、部屋に押しかけ、岩波文庫版の『ゴルギアス』を朗読したりした(二人でpp.9-34。自分の滑舌の、というか朗読の下手さ加減に少々気分を沈ませた)。
  • 雨が降ってきた。ざあざあと部屋の外が言っているように感じた。もうね、そうしたら帰る気なくなるじゃん。でもさ、最近おれってば自炊してるからさ、炊いた米がジャーの中に入ってんだよね。火曜日の午後四時に炊いたやつが。だからさ、そのときにはもう水曜日の午後八時ぐらいだったけどさ、帰らなきゃならないじゃん。米がかびてしまうよ。なあ。それはとてもとてもかなしいことなのよ。ねえ、わたしのいえにかえらない? それはとてもとてもかなしいことなのよ。そんなことを思った。嘘。今思ってみた。
  • だからおれは帰ってきた。まいたけに傘を借りて。今度返すよ、まいたけ。
  • そのあともだめだめでしたね。とりあえず吐き気は収まっていたけど、まあ何もする気が起きなくて(ああ、飯は食いましたよ。かびてはいませんでした。帰るなりジャーを開けて匂いを嗅いで、「おし! いける!」と叫んだものです)、東方をすることにしました。でもね、全然集中できないの。一度目は詠唱組で輝夜まで辿り着いたけど、まあうどんげにDisられていたからね、全然駄目だったよ。そのあともさんざんだったね。紅魔郷をやってルーミアに撃墜されたときには、もう寝る決心をしていた。
  • 一旦灯りを消してベッドに入ってみたものの、「こういうときこそ湯船じゃないのか?」と思い至り、風呂へ。で、入ってみたら妙に元気になって、結局木曜日の午前二時半頃まで夜更かし。種目は紅魔郷や『拝み屋横丁顛末記』の最新刊など。途中某人から電話があり、純理の箇所の話などをする。
  • で、起きたのが今日の朝だったというわけなんですね。なお、今はまだぱじゃまのままですね(ぱじゃまのままじゃ*1)。これで午前八時頃に起きられれば最高だったのですが、まあそうも行きませんでしたね。ともかく木曜日にこうしていられるというのは全く以て珍しいことなので、ちゃんと何かしたいところですね。ああ。
  • スーパーマーケットに行ってお米を買ってきましょうか。丁度昨日で無くなってしまいましたからね。ああ、その前に銀行でお金を下ろさなければなりませんね。
  • なんか、もう、ね。-13,05

★★15,13-

  • どう考えたらいいのか分からないけど(こういうのって多いよな)、槻城さんはエルリックも好きなのか……? マジ? 
  • いやね? さっき槻城ゆう子さんのDiaryをアンテナに追加してね? それでちょっと遡って読んでいたんだけどさ、2006年9月17日のところで、そういうことが書いてあってデスネ? ……。うーん。
  • あ、お金を下ろそうとしたけど全然無かったので米を買うのではなくてパスタとソースを買ってきて食べました。えぇえぇ。-15,17

*1:何か仰いましたか? 閲覧者の方。つぶやきが聞こえたようなのですが、それとも私の聞き違えでしょうか。ははあ、このところ耳の調子が良くなくて。