最近の生活はラーメンに関わる食生活を意味する

  • 最近はラーメンを作って食べている。カップラーメンのようなものではなくて、湯を沸かして麺を入れ、三分間ぐらいで出来る所謂「インスタントラーメン」というような奴だと思う。このタイプは、具が用意されていないので自前で用意する必要がある。そうなのだ。おれはこの頃は野菜を包丁で刻んでいるのだ。なんということだろう。それもこれも、次の器具のお陰なのだ。これは多くの人が知るべきと思う。いや、失礼、ただものぐさな人は知るべきと思う。
    • 簡単に探したけれど見つからなかったので、代わりに結構似ている器具を紹介しておこう

スケーター 電子レンジ用 ラーメンメーカー日本製 UDR1

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  • 東京で麻雀をするときによく入る雀荘では「辛子ミソラーメン」というのを 400 円で扱っていて、これが中々うまい。作りは大変簡単なもので、ミソラーメンに、もやしと韮と少しの葱、ラー油と温泉玉子が浮かんでいるだけだ。肉は入っていない。こんなに簡単なものであればおれでも作れるのではないか。そう考えた。だからおれがラーメンを作って食べるときの範型はあの辛子ミソラーメンだ。それで、色々とやってみた。
  • 名古屋の方では、というか、まあおれが住んでいる辺りでは、トップヴァリューの製品をよく見掛ける。これは一考に値する。トップヴァリューの製品の特徴は、安く、余り美味しくないが、多くの種類がある、ということだ。即ち、殆どの基本的な食材(生鮮食品を除く)の、最低ラインをキープし続けている。余り美味しくはないが、それは安いのだから仕方がない。だが、欲しいと思ったら必ず買えるぐらい売られている。安いからみんな買っていく。大量に買っていく。だから、ひとり暮らしの人はよくトップヴァリューのお世話になることになるのだと思う。で、まあ話を戻すと、おれが食べているインスタントラーメンも、トップヴァリューの製品だ。
  • 結論。もやしは一人でラーメンを作っているだけでは消費できないので今後使うことはできないだろう。代わりにキャベツは使い勝手がよい。もやしを買う前に買ったのに、まだ食べ続けられる。韮は大事だ。嵩増しになる、というのもあるが、何より香りが良く、また青々としているので味噌ラーメンを作ると色が映える。ラー油も大切だ。胡麻油の香りはよいものだ。ただ、入れすぎると胡麻の匂いしかしなくなってくるので注意が要る。温泉玉子は手に入れづらい。代わりに卵を割り落として調理すると黄身が容器の下に溜まって悲しいことになるのでもうしない(一度など、卵をシンクの角で割って中身を三角コーナーに注いだことがある。あのときのおれは何も考えていなかったのだろう。恐ろしいことだ)。恐らくラーメンと一緒に食べるためには別途作っておく必要があるのだろう。その手間を踏むかどうかはまた一考すべきだ。だがまあ、韮は私にとって一種のブレイクスルーだった。あれは大事だ。あの程度の手間でキャベツだけの味噌ラーメンがあのように変わるのだったら、他の野菜も考えて入れるべきだろう。ただもやしは駄目だ。あれはいけない。いつのまにか饐えた匂いを発している。