• マジガチ久し振りにフライパンで料理をした。料理ゆうても大したものではなく、玉葱の刻みとコンビーフと、トマトパックを炒めたものだ。味付けはいつものパスタソースのような感じで作った。ああ。成程な。これでパスタ入れてフライパンで炒めたらナポリタンになるんだろうな。多分。分かんないけど。
  • ともあれ、矢張りご飯と一緒に食うのであるからしょっぱ目にするのが肝要である。ここで妙な色気を出して健康志向とか言い出して塩の量に手加減を加えると結局まずくて食えない。いいか。ああ。あの白い粉は魔法の粉ぞ。魔法の白い粉はどんな台所にでもあるんや。その名は塩である。
  • まあうまかった。矢張り料理は回数をこなして、腕前の経験値を稼いでレベルを上げると共に、心理的障壁を取り除くのが大事だ。ちゃっちゃと作って食うことが出来たら、それで金の節約にもなるのであり、そしてけんこうにもりゅうい……いや、言うまい。今更健康健康と唱えた所でそれが何になろう。所詮、我々現代人は悲しいかな塩塗れなのであり、そこで殊更塩を控えましょうなどとどこかで聞っ囓った台詞を口端に上せるからいけない。塩が足りなかったらまずくて食えないのだから塩を入れるべきなのだ。心持ち力一杯。