日曜日の読書会が無くなったので、それは詰まり昨日のことなのだが、ともあれ土・日・月・と、ともあれゆっくりしている。久し振りですね。

 到頭ホットケーキを焼いた。写真は撮らなかったが、漸くこのあいだ仕入れたハンドミキサーを活用することが出来た。

 そろそろ、この紫本の章が変わる予感がする。この紫本は多くの変節を経てここに至った。またその路線を変更したとて何が変わるものか。そうだ。私は私で楽しくやらせて頂こう。

 それはそれとして、とにかく水・木・金の過密さがやばい。飯と風呂と寝る以外はひたすら学校系のことで精進ですよ。そろそろ壊れるんじゃないのか。

 それにしても最近は学校系のことでも精進ばかりでは済まなくなってきている。要するに、お勤めが増えてきている。別にやりたくもないのだがお給金呉れるというので仕方なくやっていることがあり、それがまた私の時間を圧迫している。まあ仕方がないね。金が無くては人は生きられない。私も人なので金が無くては生きられない。残念ながら現代にはぬるっと好きなことだけをしている人に金が降ってくるような幸運は期待せぬ方がよいのであるからして、吾輩もその流儀に倣わなければならない。カントは地理学を長年教えていたが、さてそれはプロフェッショナルとしてのお勤めであったのか何だったのか。まあ、彼の思想全体に対する寄与もあったのであろうが、それが何だったのかを突き止めるのは簡単ではないのであるし。まあ、生きられる範囲で生きたいようにやるのが常道であろうか。

 新章のテーマは夢と理想と自由と現実、中学二年生的な、己の力の及ぶ範囲に対する無知と、しかしながら己の力を大きく越えた動かし難い現実に対して抱くロマンチシズムということにしよう。万能感と、無力感に伴う大いなる存在への憧憬である。