正解への大いなる一歩
- とは言っているが、まあ料理を、いや生活をしなれた人間からすれば秒で思い付くソリューションなのだが、私には少々時間が掛かった。四日ぐらい掛かった。
- 「初めての豚汁の実験 The First Experiment of Pork Miso-Soup - 紫本 第三巻」に書いたように、豚汁をフードコンテナーを用いて作るようになったのだが、野菜が固い、という問題があった。（他にも、塩味が足らず、寧ろ甘すぎる、という問題もあったが、それは砂糖を減らして塩を増やすことによって対応可能だ。）
- どうするべきか。次のような手順でやればよい。電子レンジを使うのだ。
- コンテナーに入れることになる野菜を、まずコンテナーに入れる。これは、量を確認する為。
- コンテナーから野菜を出し、丼に入れ、水を振り掛け、ラップを掛け、電子レンジで三分間くらい熱する。
- 野菜を丼からコンテナーに入れ、肉をコンテナーに入れ、熱湯を掛ける。
- コンテナーの蓋をし、四時間くらい待つ。
- 電子レンジを使う。例えば野菜サラダを作る時などにも用いられる常套手段だ。なぜこれに思い至らなかったのか。そうだな。まあ、発送の程度が低かったんだろうな。いや、というか、サラダなんか作らないからな。絶対に。いや、少なくともこれまでは。
- ともあれ、電子レンジを使えば、コンテナーに入れる前から人参もとても柔らかくなるので、豚汁になったあとも美味しく頂けます。また正解に一歩近づいてしまったようだな。
- 昨日は更にコンテナーに玉子を割り落とし、玉子入りの豚汁にしてみた。玉子は、コンテナーでは半熟までにしかならないみたい。まあ別にいいけど。これで味噌、或いは塩味がもっと強くなれば、月見になりますね。改良のし甲斐があってよろしいことだ。
