そしてマクドナルドについて

 年末年始に帰ることが出来なかったので今実家に居ますよ。

 最近、マクドナルドが 60 秒チャレンジとかということをやっていて、なんだか僕に見えるネット上の反応としては、なんかそんな風に急いで作って形の整わないものを食わされるよりも、待ってもいいからちゃんとしたものを出せよ? という感じなのだが、ねえそうなんですかねえ。いえその、僕もそのサービスが施行されてからもう三回くらいマクドナルドに行きましたけど、いえ、別に僕は構わないのですけれど。と言いますか、敢えて言えば、マクドナルドに「整っていること」を要求する方が不見識なのではないかと、思うのです。なにマクドナルドに求めちゃってるわけ? マクドナルドは応えない。マクドナルドは私たちの要求に応えない。私たちに愛されようとはしない。冗談じゃない。マクドナルドは無慈悲だ。ああして欲しいこうして欲しい、なーんていう要求を我々が持つことを想定しない。マクドナルドは私たちに合わせない。私たちがマクドナルドに合わせるべきなのだ。そういう殿様商売なんだよ。マクドナルド舐めんな。我々消費者はマクドナルドが掃き出すものを唯々諾々と食ったり食わなかったりすればいいんだよ。マクドナルドが僕たちの好みに合わせようとしたことなんて、ただの一度だってあったか? マクドナルド舐めんな。マクドナルドは帝王なんだ。孤独な帝王なんだ。その悲哀を感じろ。