今日は学校の後輩の人と街へ赴き、あれこれと店を見て回った。その時にその後輩の人が語ったことなのだけれど、彼女 *1 は昨日までの三日間連続でバドミントンさんをしていたらしい。どうも、昔のサークルの人の所に泊まりつつ、三日間バドミントンをしていたらしい。そうかー。(この「そうかー」っていうイントネーションがね、難しいんですわ。難しいけど分かって欲しい。はっきり言うと『首領への道』の序盤の越智の「そうかー」なんですが、知らない人向けに言うとそうさなー、「そうかー、けれどわっしにはそいつは関係ないのう、きさんのその幸福そうな与太話はようー」ぐらいかなー。)

 まあそうですね。我々はもっとこう、久し振りに会えば虚栄と敵愾心、或いは慢心紛いの優越感をあらぬ方向にローンチして牽制し合う、まあちょっと不健全なマジワリしか持てないそういう悲しい……いや、言うまい。敢えて否定したい我が同胞もあろう。でもだってそうしたってそんなバドミントンなんかしないでしょ?

 (0,16) まあ、勿論普通はバドミントンはしない。彼女がバドミントンをしていたのは、彼女がバドミントンのクラブに所属していたからなのだ。しかし我々は、バドミントンのクラブに所属していた彼女がバドミントンをもう一度やるようには、ああしたことをもう一度やったりはしない。だが、それでも良いのではないか。それでも良いのではないだろうか。根拠は全く無いが。

*1:本ブログに於ける全ての人称代名詞は「彼女」です。