• 気がついたら土曜日の昼になっていた。まあそれは嘘なんだけどね。午前六時半頃に一回起きたし。でも寝ました。そんなんではいけないと思って。ちゃんともっと寝ないといけないと思った。というのも、水曜日の午後六時頃からずっと起きていたから。但し一時間の仮眠を二度とったのは確かだと思うけれど。少々、その辺のことを、これは日記でもあるから書いてみよう。
  • 木曜日の午後三時から勉強会だった。そのために水曜日の午後六時に起き、午後六時半頃からレジュメを作り始めた。問題になっている文献を予め読んでおくなどという芸当は無理で、というのもまあ僕は大学院一年生なので、はあ? 単位を取らないといけないのですけど、そんな、単位って美味しいんですか? というわけで、まあそれは半分ぐらい誇張した嘘なのだけれど、そう、私は今嘘成分を 3% ぐらいガン見しながらこのエントリーを、違うな。がんみって玩味しか漢字変換されないのだけれど、なんだ。ええと含味も微妙に意味が違うのか(広辞苑を見ている)。まあその、なんだ、嘘成分をほんの少し含有しているんだな。そう。含有でいいのだと思う。まあそれはともかくとして、ともかくおれは午後六時半から文献を読み始めたのだった。話題は、そう、みんな大好き現在主義。四次元主義ばかりが取り沙汰されている感のある現在に於いて実はみんな大好きな現在主義。まあそれも裏取ってないからまだ嘘なんですけどね。まあその話はいいや。どうせ嘘だし。ともかくおれはレジュメを作り始めた。それはホットケーキのせいで結構つらいものだった。ホットケーキはねえ、その甘い匂いのせいで豊饒の顕現とも思われるかも知れないけれどもねえ、その実、腹に良く溜まるからすぐ満腹になって、そのあとも私に傍らにあって甘い香りを放ち続けている憎い奴なのです。ああ、憎いね、僕ぁ。ホットケーキ、嗚呼、にぃ〜くぅ〜いぃ〜(見得を切る)。まあそれでさ、ええとなんだっけ、それで、ええと、ずっとレジュメを作っていたら午前八時半なわけなのですよ。午前八時四十五分から一限な。なんか東京の頃に通っていた学校よりも十五分間始まるのが早いのだけれど、その代わり休み時間が五分長く、二限の終わりは十二時になっている。不思議! こんなこともあるのだわ! ウラ若き娘さんならそんな風に胸元で両手を組んで両の眼を鳶色に輝かせるのだと思います。でもねえ、そんな風に感じるためには東京で四年間ぐらい学生生活をしていることが必要なので、しかもまあ、そんなことをしたら、もう、そんな、一件何事もないかのような生活の一部に対してこの世の宝石を見つけたかのような新鮮な驚きを見つけることなど、出来はしないのです。思い出してご覧。あんなことや、こんなこと、一杯あったでしょう。そうなのです。一年生の語学のクラス(フランス語)に二年生なのに潜りにいってそのクラスコンパで酔い潰れて逆に一年生に介抱されるなど、う、ぐすっ、いい思い出だったじゃあないですかあ。もう二度とごめんだけどな。出来ればそんなことはなかったことにしたいけれども、まあ本当のことだと認めないわけにはいかないしな。そう言えばこのときトイレに行ったら同じく酔いが大分回っているこれまた一年生と思しき、でも別のクラスの奴であろう男子学生に、「ねぇキミさあ! アキハバラとか好きなんだろ!」とか面罵された記憶がある。お前あのな、そういうことは初対面の人には言っちゃいけないんですよ? てゆうか初対面てゆうか、おれとお前は何の関係もないだろうが。つうか、誰なんだお前は! まあそんなわけでさ、話を戻すとさ、そんな経路を辿って今日もなごぽんでおなかをすかせている僕としては、もう驚きを感得することなど無かった。つうか前期からずっとそうだったし。でまあ、そんなわけで一限に行ってきた。この日の一限は何だったかな。ああ、あれだ。あれあれ。人間の感覚器官の話の奴。音声の中から人の声の部分だけを拾って増幅して、手元の装置での感覚(触覚)として再現する装置とかの話だな。それのお陰で聾の人も電話で話が出来るようになったりするらしいがそこでは口話が出来ることが前提になっているといういいんだか悪いんだかな話もあったね。まあその話はそれぐらいにして、それでさ、おれは一限から帰って来たのさ。そうして一時間(半?)ぐらい寝て、レジュメを作り、作り終え、学校へ。午後三時から勉強会をやる。これは大体午後五時過ぎ頃に終わったのだと思ったけれど、本当は違うかも知れない。で、それから、ええと少し研究室でクネクネして、飲み会に行く。これは一応某大規模ミーティングの慰労会ということだったのだけれど、それはそれとして酒を飲んだり良い料理などを食べる。そして来ました会計のターン。それまで与えてきたダメージの分だけ、対象にその総和を均等に割り振って与え返す店側の必殺技。財布に 5000 のダメージ! おおう……、よそう予想 GUY デース……。いや、それも嘘なのだ。予想はしていた。酒をこのときは多めに飲んだし。大分イクだろう、と思っていた。そう。大分イクだろうと思っていた。けれど、実際そのときには衝撃を受けた。おうとも、見た目には平然としていたかも知れない。けれども、おれは思っていたね。来たか。おお? いいですよ? ありますよ? 5000 ダメージ? それぐらいは覚悟していたのデース。それは嘘なのだ。覚悟は出来ていなかったのだ。そうして大分心許なくなった財布を念頭に置きながら、おれは確認するのだ。「……カラオケに行くんでしたっけ?」
  • 答えは勿論イエス。残夏目ポイントは 2。小銭はある気がするが実際のところどれくらいなのか。そして店を出ると外は雨。近くのコンビニで傘と、チョコアイスを買う。チョコアイスは大事。飲み会の席ではデザートを言いだせないふいんきの時にはとても大事。でも雨が降っている。おれは自転車に乗って学校に来ていた。だから飲み屋にも自転車で行っていた。では? そう。ここですぐ推論できた人は素晴らしい。アイスを買うことに決めたおれよりも素晴らしい人物だね。そんな人にはよくできたで賞をあげたい。自転車を押しながら、傘を差して、どうやってアイスを食うというのか。食えるわけがない。おれは失策を犯してしまったのだ。いや、そう、それも、嘘なのだ。おれはアイスは始めから自転車の籠に入れておいて、カラオケ店で食おうと思っていた。そう思っていた。だが、すぐ分かったことなのだが、アイスって、雨に打たれると案外早く溶けるんだぜ。知ってたか? おれは知らなかった。でも、少々考えればカラオケ店は結構遠かったのだから、アイスが無事なままでいられるとは思わなかったのではなかったか。そうねえ。そうかも知れないわねえ。でもしょうがないのよね。そこまで案外頭回らないものなのよ。まあさてそれで、ええと何だっけ。何の話なんだっけ。それで、ええと、カラオケに行ったんだったな。午後十一時頃から、午前六時まで、歌を歌いました。三人で歌を歌いました。とても楽しかったです。でもねえ、最後の方は非道かったねえ。アイドルマスターの「団結」とかも歌ってましたねえ。一人で ζ*’ワ’)ζ<うっうーとか言ってましたねえ。すぐ「おっおー」だと思い直したけれども。
  • さあ、そうして私たちはカラオケ店を出ました。午前六時です。雨は弱まっていました。僕は午前八時四十五分からまた一限です。そのあと午前十時半から二限もあります。笑えません。二限の予習もしていません。さあ、どうするか。最善の一手は、シャワーを浴びて、即座に二限の予習をし、一限に出て二限にも出ることでしょう。だが、それは体力的なことを考えれば最善ではないのです。いいか、そんなことが出来るわけがないだろう。そういうわけで、シャワーを浴びて寝ることにしました。このとき午前六時四十八分。記録によると、次には午前八時四十九分に起きているらしい。でも確か、午前八時頃に一度起きているんだよな。確か、夢の中で、誰かに何かを iff で定義されて、おれはその定義をよく理解しながら頭の中で復習しながら起きて、午前八時であることを確認して、あと十五分から三十分寝ていられることを確認して寝て、また定義されて八時十五分に起きる、ということを繰り返していた。そうして午前八時四十分。漸く余裕がないということになって起きる。だが、頭が働かない。もう一限に遅れるということを理解しているのに、そして急ごうと思っているのに、危機感がない。結局午前八時四十九分までうろうろと準備などをして、出掛ける。そうして出席した一限。車とか飛行機とかの安全装置の話。途中背筋を伸ばして正面を向いたまま気を失うこと数回、何とか耐え切る。内容は結構覚えてるな。自動操縦装置というものを付ける理由とか、それがあることでどうなるとか、FBW (Fly-By-Wire) という設計思想の話とか。フライ・バイ・ワイヤってのは、操縦桿とかの入力を計算機で処理して、それをアクチュエーターに伝えることで舵翼とかをコントロールするような仕組みのことで、操縦桿がコンピュータにワイヤー(電線)で繋がっている所からの命名らしい。これでない仕組みとしては、機械何とかという設計の仕方があって、まあこの辺は奪ってきた授業資料を見ればいいのだけれど、まあだからさ、操縦桿の動きがまあ増幅装置に繋がっていて、そのまま翼とかの動きに繋がっているような作りのものになっているようなもののことを言うのだそうだ。だから、翼(車だったら車輪)と操縦桿(ハンドル)が機械で連結しているわけだ。で、FBW の方だと、そういう作りにしないでいいので、飛行機なんかも、空を飛ぶものとしては不安定な作りになっていていいのだ。というのも、コンピュータで姿勢とかを制御するから。だから、何て言うんですか、力学的には不安定なんだけど、より効率よく飛べるような格好で作ることが出来るから、性能としては高いものが作れるらしい。また、操縦桿の入力も計算機で処理して翼に伝えるので、パイロットの技量に併せてプログラムを変えることで、その人にあった操縦の仕方、というのを追求することが出来る。実際操縦桿を小さくすることも出来て、小さなスティック型にすることも出来る。これは、スティックでのちょっとの動きで翼が大きく動く、というわけで、ちょっとの動きが命取りになったりもするので一長一短らしい。FBW ではない方式で力学的に不安定な格好で作った場合、ちゃんと飛べる姿勢に飛行機を操縦桿で操作し続けるだけでパイロットが疲れてしまうということにもなるのだとか。まあそんな話でした。あと、飛行機の安全性の測定の仕方とかね。一時間当たりの事故率が安全性ということになるのだけれど、実際に飛んでいる状況から現状での安全性を計算したりもするけど、新製品を作るときには、部品の壊れる確率から求めるんだって。それから飛行機だと一機百億から二百億のオーダーで作ることになるので(値段はこれぐらいだと思った)、制御装置としてのコンピュータに掛けられる値段が自動車に比べて段違いなのだとか。うむうむ。大事な話だなあ。ガンダムとかの設計思想を考えるときにも流用できる考え方だね。
  • さて二限です。内容的な話はここではしませんが、そろそろ僕もこの授業のためのレジュメを用意することになりそうです。再来週辺りになると思います。で、この日は金曜日だったのだけれど、本来ならば四限にもまた別な授業があることになっていたのだけれど、休みだった。休みだったのは同じ専攻だけれど違う研究分野でやっている人がお話をしに来るというイベントがあるからで、この二限が終わるとき、おれはその準備をすることを仰せつかった。光栄だなあ。うんうん。二限が終わったらもう帰って寝ようかとも思っていたけれど帰れなくなったぞ? というわけだね! さてそれで、研究室でうねうねしていたら電話が掛かってきた。このあいだ生協に注文していた、研究室のプリンター用のトナーカートリッジが来たから、都合の良い日に取りに来て下さい、ということだった。このとき午後零時二十九分。おれは椅子を並べて寝た。そうして午後二時十五分に起こされ、そのトナーカートリッジを取りに行く。なお、午後二時四十五分には四限が始まるので、そうして僕はプロジェクターの用意をするのです。
  • 四限の時間から始まったその催しが終わり、研究室で少々もねもねしたあと、午後四時四十五分頃、研究室を出て、僕たちはラーメンを食べに行きました。ただ、ここで思い出して貰いたいのだが、おれの財布はほぼ空に近かった。飲み屋から 5000 のダメージを受け、アイスを買って傘を買った。傘は、実は 1000 円していた。そうしてカラオケに行った。カラオケは東京と比べれば安いのだけれど、 1100 円ぐらいした。だから、おれの財布は、その、悲しそうな目をして僕の方を見つめていた。ので、お金を下ろさないと。でも、ATM は午後五時から手数料が掛かってしまう。そう思っていたので午後四時四十五分頃に研究室を出ることになったのだと思った。そうしてお金を下ろして、僕たちはラーメン屋に行きました。お金を下ろした僕は先に向かっていた二人に追いつきます。そうして店の前まで来る。……だが閉まっている。開くのは午後五時半かららしい。このとき午後五時八分。そして実は手数料が掛かるようになるのは午後六時からだったのです。なんということでしょう。これもゲイツの呪いでしょうか。ま、僕のせいなんですけどね。そういうわけで、近くの先輩のお部屋に行ってみることにしました。カラオケで朝六時まで一緒だったのに、なんだか久し振りな感じがするのは何故でしょうか。それともそう感じているのは僕だけでしょうか。ま、僕だけだったんですけどね。で、らきすたの DVD を見てつかさがキャッツアイのレオタード姿でちんちちちちんちん言うのはなかったのだけれど、キャッツアイのレオタード姿で踊るのを見ました。そうして午後五時五十分頃、お暇して、僕たち三人はラーメン屋に行きました。で、食う。で、久し振りのテレビを店内で見て、帰った。で、寝たのが昨日の午後六時五十四分。
  • だと思ったら大間違いで、昨日某ルートから某ソレして某ナニガシしたアレをコレして色々調べた結果、USB のコントローラーでうまい具合にやることが出来るようにし、ちょっとやってみて三面辺りでやられたので寝た。これが午後八時五十三分。で、起きたのが今日の午後零時四十分で、それからこれを書いていて、今、午後二時五十九分。ああ、色んな事があったんだなあ。凄いね。