• カイゼルになれる、カイゼルになれるのだぞ、と、そういうわけだな。まあ尤も、まだ巨人が存命しているから、まずは彼女の後ろについて、次第に、じわり、と、毒殺するのだね。いいじゃない。そういうの。ドラマチックでロマンシングだね。まあ尤も、箱が開いてしまってからではもうこんなことは書けないのだけれどね。コリジョンしちゃうからね。まあ、この時間帯にしか書けまい。今回はノーヒントでどうぞ。
  • ところでそう言えば、今日は東京の秋葉原文学フリマだったね。運賃の二万円を呉れたら行くことが出来るのだけれど、と思っていたけれど、実はそうもいかないのがスケジュールでねえ。
  • ところで昨日辺りから、宅配ピザを注文するべきか否か、考えあぐねている。注文してしまうことは簡単なことだ。十分な金銭もあるし、久し振りにあのピザを食べてみたいとも思っている。だが、しかし、宅配ピザを注文してしまったら、何かが変わってしまうのではないか、とも思っているのだ。その変わってしまうものが一体なにであるのか、それは分からない。分からないが、しかし何かが変わってしまうと思っている。だから、私は昨日、午後二時四十分に寝たのだ。寝て、起きれば、また考えが変わっているかも知れないと考えた。そうして起きたのは今日の午前四時だった。この時間では、宅配ピザは営業していない。……これで良かったのか。これが良かったのか。この結果が、私を懊悩の闇から救ってくれるとでも言うのか。否。そうではない。宅配ピザは今日も営業する。今日もまた、注文するか否かで煩悶する。そうだ、と認めよう。私はピザを注文しよう。それが、私の新しい夜明けであり、枯れた小花に差す陽光である。