パスタの研鑽:真の姿のカルボナーラ Carbonara of A-letheia
- はいどうも。流浪のお料理ブログです。
- ここ何日かで、ひたすらパスタを作ってみました。その結果、スープ系カルボナーラの錬成に成功したようである。
- まあ、古い順に見てみましょう。
1. 卵無しカルボナーラ
- ▲ スープのように汁気の多いカルボナーラを作りたいなら牛乳を多くすればいいじゃない、と思った。その結果、目に見えてスープ的になったので (100 ml → 200 ml。但し麺も 100 g でなく 200 g 使ったので「目に見えて」というのはちょっと言い過ぎ)、これなら卵要らないんじゃないか、と思って卵なしでフィニッシュした。ら、目に見えて白くなった。うーん。これでは、ちょっと貧相ですよね? あと、玉葱はやっぱり甘いと再確認した。厳格なカルボナーラにとっては邪魔であろう。それから固形コンソメの素を一個入れたらやっぱり溶けない。んでねー、それからねー、多分、皿が冷たくなっているとパスタを乗せた時に一気に温度が下がってチーズが固まるので、そういうの、いけない。皿も温めておこう。
2. キャベツスープパスタ
- ▲ 要するに水気を増やせばスープ的になるのだ、と理解し、野菜系のスープ系パスタを作ってみた。これは、キャベツと玉葱、ベーコンを炒めて、水を加えたもの。なんだ、案外スープは簡単じゃないか。
3. 目玉焼き野菜炒めパスタ
4. 真の姿のカルボナーラ Carbonara of A-letheia
- ▲ これまでの反省を踏まえながら満を持してフルヴァージョンのカルボナーラを作ったんですよさっき。どうですか奥さん! これなら文句ないでしょう。……と言いたい所だが、半分に割って入れたコンソメがそれでも溶け切らなかった。これはもう、前以て溶かしておくしかないぞ。でもま、味の方は大丈夫。中々満足できる出来だった。料理にも力を入れている喫茶店で食べるような味に大分近くなった。ここから更に向上させるには、多分まず、良い材料を買ってくるべきだと思う。具体的にはチーズ。これは殆ど最低級のものなので、良くしたい。特に、食べている内にチーズがどんどん固まってきて、最後の方はざらざらしてくるので、もっと融点の低いものがいい。あと、やっぱり香りがはっきりしない。
- あと、やっぱ、カルボナーラって栄養ないよなって思った。いや、あるにはあるんだが、ものすごく偏っていると思う。うーん。どうしたもんか。いや、カルボナーラがカルボナーラである限りそれは仕方ないと思うんだけど。
- そこでケーク・サレではないのだろうか。ブロッコリーなどを固めてパンを作る……かな!
- ここで、初めて作ったカルボナーラと見比べてみましょう。
- ▲ どうです……。良くないでしょう……。や、これは非道い。
- いえ、これが成長というものなのです。ちょっと意識的に練習することを心掛ければ、このように上達してゆくものなのです……。どうですか奥さん! ということだな。
- ま、いいんですよ。このお料理ブログはさ、そもそも誰の為のエントリーなのかって言うと、そりゃ自分の為ですよ。逐一写真を撮り、レシピを書き留め、考察し、反省し、次回に活かしていく。正直、写真撮ってアップして記事を書くのはそれなりに面倒なのだけれど、そういう効用があるのだな。そうなのだ。自分に見返りがあるのだ。お料理ブログは。ううっ。おれ上達したなあ……。