ドラマチック日記

まずですね、どこまで書いたのかよく分かんねえんだけど、ハーバーマスを訳して二限に行ったのが金曜日だった。授業に出て、それが終わったのが十二時十分、それから図書館で四時まで訳の続き。そして四時二十分から先生の研究室で読書会・開始。激しく緊張…

D.S.D.

Dramatic Suparobo Diary 二話だけスパロボ。 あれだな、二週目は資金が豊富にあり、かつ武器改造が出来ないから祝福と幸運の重要度が下がる、と。だから(主に)祝福のために取得していたSPアップは途中までで取得を止めて(あくまでも信頼や期待・補給のた…

Dramatic Suparobo Diary---- well known as "D.S.D."

Caution!! 以下の記述は当該作品に関する重大な情報が含まれる可能性があります。閲覧に基づく損害に関して記述者はその責を負いかねますので、十分の注意を払った上で閲覧して下さい。 さて第三次アルファが終了したわけだが、さあなんていうのかあれだね!…

僕たちは、……って言うと間違ってますから言い直しますね、僕は、逃げるいぬてぃを追いかけて街まで出ました。気がついたら街を走ってました。いぬてぃはすばしっこくて、ものすごい速さで人たちの足下を駆け抜けると、路地に入って、こっそりこっちをビルの…

まずは当該の駅を乗り過ごして一駅戻るところからスタート。出るべき駅の出入口を間違えて反対側に出直す。案内の地図が余りにも簡易すぎて軽々と迷い、緑のおばさんやってる地域のおばさんに道を聞く。「あの、すいません――」だがそれに続けて「ああこんに…

ドラマ分が足りない。 唐突にそう思った。 おれが座っているのは変わり映えのしないアパートの一室、いつもの、薄暗くて、陰気で、湿っていて、ただ三つの蛍光灯ばかりが光を放っている無機質な部屋だ。 何も起こりはしない。 机の上には読んだ漫画、読もう…

ちゃんと言うと

ちゃんと言うと、スパロボをやっていたんだが、これは決して、気晴らしとか、憂さ晴らしとか、暇潰しとか、手持ち無沙汰にとか、そういったものでは決してない。これは私の自己実現の一歩であって、笑ってる場合ではない。但し、それはそれ以外のすべきこと…

今日はいきなり遅刻しそうだった。というか昨日も遅刻しそうだった気がするけれど、ともかく今日【も】遅刻しそうだった。違う。遅刻した。起きたのが十時半。授業開始の十分前だった。おれはいつものフォーマルなワイシャツ姿で寝ていた。気が付いたら寝て…

まず私は五限に遅れそうになった。それというのもシャワーを浴びたからで、本当にギリギリ、授業時間開始の二十分前に部屋の最寄りの駅に着いた。そこからは機械的に移動するのだからと、おれは電車の中で本を読むことにした。sugicoさんは移動中にスケジュ…

買ってきましたよ

それで、まあおれの部屋の近くをいろいろ回ってみたわけだ。実家で一度頓挫しているので、無かったら、と思うと怖くて、なかなか出だせなかった。それでも行ってきた。果たして、あった。中古だったのだが、この際仕方がないと思う。おれとしてはバンプレス…

僕のロボ道

夏というものは短いもので、逝ってしまってはもう帰ることがない。机に向かってシャープペンをこすり付ける日々や、あるいはPCに向かってキーを叩き付ける夜々も、まあそれはそれで一つの過ごし方ではある。かつてはおれもそんなことをしたことがある。しか…

かつての理系だったぼくの高校日記

やれやれ、やっと帰って来られたよ…。 今日の先生が飛ばしすぎだった件について。あんな式へんけー簡単には追えねーっつーハナシ。そういうわけで数学は要復習。あー。だりー。どーせふくしゅーなんてやんねーし。ダルス。 まあ物理はいい感じかな。多分何と…

「きゃー、遅刻しちゃうー」 脳天気な声が家中にこだまする。ぼくのおねえちゃんだ。いつものことだけど、今日も遅刻しそうなおねえちゃん。 ぼくが洗面台の前で歯を磨いていると、 「なんで起こしてくんなかったのよ!」 ぼくの返答なんか聞こうともしない…

獣の匂いがした。それから、硝煙の匂いも。瞬間、懐かしいと感じた――。 私は睡眠に墜ちていたらしかった。見慣れた壁、見慣れた家具。そして見慣れた、この詰まるような圧迫感。 TVの上の時計が時を刻む。私の視線は時計に集中し、針の位置を読み取る。二時……